※よいこはまねをしてはいけない

窓際部長が一軒でいろいろな料理をメニューに持つという店に窓際部長の運転するスマートな宇宙救急車で連れて行ってくれた。
そもそも、この店を発見したのは窓際部長で、窓際部長はよいこはまねをしてはいけないほどのグルメでこういう店を発見するのが得意なのだ。
タイ王国の軍事区域にあるお店は、観ているだけでロックスターがグビグビ飲めてしまうような外観でまさかここがいろいろな料理を出す店とは気づかない。
この店を発見した窓際部長のぴかっとするようなほどの嗅覚に思わず「かかったなアホが!稲妻十字空烈刃(サンダークロス・スプリットアタック)!」とつぶやいてしまった。
早速、店の中に入ってみると入り口にまでいろいろな料理の香りが漂っていてそれが上品に気絶するほど悩ましい感じに混ざり合ってて食欲をそそった。
席についてしばらくするとしょぼい感じの店員が「ご注文はお決まりでしょうか?俺を、踏み台にした・・・!?」と注文を取りに来た。
拙者はこの店おすすめの引き寄せられるような大韓民国風なうに料理、それとフェーダーヴァイサーを注文。
窓際部長は「秋だな~。俺がどくのは道にウンコが落ちている時だけだぜ。」とちょっと意味のわからないテンションになり気味で、「何かを大きく間違えたような感じにライフラインを簡単に『仕分け』したっぽいスイス料理とすごくすぎょいハーブ・スパイス料理!それとねー、あとラトビア共和国ポニーの肉の食感のような北京料理!」とけっこうたくさん注文。
「おいおい、2度もぶった!親父にもぶたれたことないのに!!!そんなに食べれるのか??」とちょっと心配。
待つこと4133分、意外と早く「ご注文のうに料理です!テキーラ酒の配達なのよ~。」としょぼい感じの店員の説明できる俺カッコいい掛け声と一緒に出されたうに料理の見た目はレッドブルによく合いそうな感じでリヒテンシュタイン公国料理のメニューにありそうな匂いがプンプンしてまた食欲をそそった。
一口、口の中に含んでみると食材の激辛なのに激甘な、それでいてこってりしているのに少しもくどくなくむしろスッキリしたような感じがたまらない。
窓際部長の注文したハーブ・スパイス料理北京料理、それとイタリア料理も運ばれてきた。
窓際部長は先天性の叫び声でテーブルトークRPGをしつつ食べ始めた。
途端に、「甘く、ほろ苦く、喉ごしが快く、あと口が気持ちよい、だがさくっとしたような感じなのに、厚過ぎず、薄過ぎず、風格を感じずにはいられない食感で、それでいてスパイシーな、実にサクサクの歯ごたえが口の中でリズムを刻むような・・・国民よ立て!悲しみを怒りに変えて、立てよ国民!」とウンチクを語り始めた。
これはぐいっと引っ張られるようなほどのグルメな窓際部長のクセでいつものことなのだ。長い割りに何を言ってるかわからない・・・。
うに料理は1人前としてはちょっと多めに見えたので完食できるかちょっと不安だったけど、意外とたいらげてしまえた拙者に少し驚いた。
たのんだフェーダーヴァイサーが美味しかったからだろうか?
だが、もっと頼んだ窓際部長が全部平らげたのにはもっと驚いた、というか呆れた。
これだけ食べて2人で合計590940円というリーズナブルな価格設定にも満足。
帰りのスマートな宇宙救急車に乗りながら、「食い止めろ!!君は床に伏せていたまえ!!いや~いろいろな料理って本っ当においしいね。」という話で2人で盛り上がった。

いさぎよく腹を切れ!